環境市民会議の設立と同時に発会した「環境学習部会」その活動は、「田んぼの時間」から
小金井市では1970年(昭和45年)、野川のほとりに残った最後の田んぼが失われました。以来、人口増加と宅地化が進み、人と自然とのかかわりが急速に薄れて行きました。
2004年(平成16年)、東京学芸大学環境教育研究センターの休耕田を復活させ、同大学の協力を得て、その保全と環境学習を目的として、「田んぼの時間」はスタートしました。
田んぼでお米を育てることで、豊かな「水」と「土」が「緑」と「生きもの」を育て「人」の生命と生活を支えているという基本的な環境システムを、楽しみながら学ぶことを目的としています。
人の暮らし方が目まぐるしく変わる現在。常に変わらなければならないという現代人につきまとう幻想から抜け出し、私たちは変わらない活動を続けています。
それは、これから小金井で育つ子ども達との約束でもあります。
《主な活動内容》
4月 土づくり、植物観察会
5月 代かき、田植え
6月 水生生物観察会
7月 昆虫観察会
8月 休み
9月 稲刈り
10月 脱穀
11月 収穫祭
12月 しめ飾り作り
以上、年間9~10回の活動日を設けて実施しています。
※会員募集については毎年こがねい市報3/15号で行っています。
※田んぼの時間に参加するには市報をご覧いただき申し込みが必要です。
活動の概要
平成17年から平成23年までの田んぼの時間の活動報告は、旧サイトでご覧いただけます。
学校ビオトープや木工教室などの報告も旧サイトでご覧いただけます。